どうしようもないままで美しい僕ら

かんがえたことと日々の記録

鈍痛

鈍い痛みらしきものを感じるとしてもどこがどうして痛いのかもわからずただそれを受け止め立ち尽くすしかない昼下がりに、痛くて苦しくても生命は活動を止めることなく、どうしたらいいかわからないのだからどうすることもできないものにまみれて感情と感覚の色が虫歯のように蝕まれる。いっそ血が出たらわかりやすくて良いのだ。信じることも知ることもできずにいる。白黒の生命の躍動の記録。今は汚くて美しいものに縋っている。身体と混沌。苦しみを紛らわす薬のありかを知らなくても過ぎる時とともに行かねばならない。花は守らねばならない。いつになっても取れない僕の枷を見る。