どうしようもないままで美しい僕ら

かんがえたことと日々の記録

やさしさとケアといたわりかた

1.

生理が正常の周期より1週間遅れた。あまり遅れることはないんだけど、前に遅れたときも、(自分にとって)ハードな慣れない仕事を始めたときだったので、同じ感じのストレスなんだと思う。ちなみにそれはコメダ珈琲のアルバイト。

ずっと気を張って忙しく動き回らないといけないところが似ている。向いていない仕事だと思う。ペースがゆっくりの人間だから。

仕事中は、施設に入所されている方(「利用者さん」という言葉が一般によく使われるが、あまり好きではない)の保安・見守りを誰かひとりは必ずしていないといけない。目を離すとアクシデントが起こる。だから一息つく暇もなかなかない。たまたま人が多ければ別だけれど。

というわけでずっとバタバタとしてなかなかお手洗いにも行けない仕事。休憩時間と夜勤以外で勤務中トイレに行ったの今日初めてかも?「トイレ入ります(ので見守りなどお願いします)」と言ってからお手洗いに行かないといけない。

自分のからだから流れ出てきた血液を見て、あぁ、からだから血が流れ出てくるようなときに、なかなかトイレにも行けないような仕事をこんなによく頑張ってるなぁと思って、自分をすごくいたわりたいと思った。

毎日ヘトヘトになって帰る。

 

2.

わたしのことを「やさしい子」とおばあちゃんが言っていた。嬉しい気もしたけど全然ピンと来なかった。

なんでピンと来ないかを考えていた。

わたしがひとのことを「やさしい人」と思うことがないからだと思う。行動に対して「やさしい行動」と思うこともたぶんほとんどないと思う。

やさしさってなんのことなのか、全然わからない。そんなものあるのか?めっちゃふわっとしてるよね。やさしいかどうかって状況によって決まる?

あなたはやさしさってどんなものだと思う?

 

3.

ケアとやさしさは関係があるのかな。わたしはケアの仕事をしているけれど、まあケアとはそもそもなんなのかというのもあるけど、、、

ケアはやさしさではないのだと思う。「ケアをするひと」がやさしくあるのは難しい。なぜならケアはたいへんだからだ。心身がすり減ることはよくあると思う。

 

4.

自分にやさしくしたい、いたわりたいと思ったとき、やさしいっぽい(やさしくみえる形の)行動はできる。お疲れさまって自分に言うとか、ご褒美をあげるとか、ゆっくり休むとか、えらいねって言うとか、できるけど、ほんとうの意味でやさしくなる(する?)にはどうしたらいいのか全然わからない。

自分にえらいねって言うことはできても思うことはなかなかできない。どうやって思う?

職場には、もっとハードに仕事してる人がたくさんいて、残業たくさんしたり、私よりずっと色んなところを忙しなく動いたり、たくさん仕事をしている。それを見てると、自分頑張ってるとかなかなか思えない。(まあそう思えない職場の環境が普通にダメだけどね)

大変な仕事をしているとは思うけれど、あんまりえらいねと思えない。どうしてかなぁ。別にみんなそれぞれ大変ななかで生きてるから、とくべつ自分を褒めることができないって感じかなぁ。

高校生のときは「人と比べてばかりで自分にやさしくできなさすぎ」の特性が発揮されてたけど、大学生のときもっと、自分のことえらいねかわいいねと褒めてたと思う。やり方わかんなくなった。

 

5.

今日のえらかったこと。9時間半、たくさん寝て起きた。ちょっと派手だから変な目で見られるかと思ったけれど自分の好きな服を着て仕事に行った。生理なのに働いた。ぼーっとしてたけど頑張った。初めて聞いたことはメモを取った。昼に注意されたこと、夜には覚えてて、できた。夜ごはん前の準備から寝る前の薬まで、やるべきことをやるべきタイミングでてきぱきとできた。服薬、前より上手くなって、粉をこぼさなくなった。一緒にお散歩行った方に、「お散歩楽しかったですね」と声をかけることができた。服の着脱、前より速くなった。頼まれたことに「もちろんです」と返事できた。苦手な人と一緒に働いた。

やっぱり、自分の仕事に対してポジティブなフィードバックをもらう機会がほぼゼロなのって普通にやばいと思う!

 

また長くなっちゃったよ〜最後まで読んでくれたひと、いつもありがとう。

 

あー、でも、時間をかけてこの文章を書いたっていうことは、自分にやさしくしたってことだと思う。(えらいね)

 

追記:久しぶりにお風呂場で動けなくなった