「
あたし何度も、何度も、じぶんの心をころしてきた。
あたしのからだが熱い。
うまく喋れないの。
あたしのあたまが熱い。
どうやって自分を慰めればいいかわからないの。
どうしてあたしはここにいなければいけないんだろう?
この資本主義社会の中で。
どうして?
あたし、生きることの意味なんて知らないの。
この先に何があるかなんて知らないの。
あたし、こうだから、誰とも、あなたとも、うまく喋れないの。
あたし、何も見えない。
あたしが生きるためには、何が必要なのか、あたしに聞いているんだけど、教えてくれないの。
あたしがどこにいるかわからないの。
生きるためには働かないといけないけれど、働くために生きているんじゃないの。
あたしのいのちを、よくみつめたいの。
あたしのいのちを、すり減らしたくないの。
あたしが思うことを、表現したい。
こんなことじゃないの。こんなことじゃないの。
あたし、会いたい人がいるはずだけど、なんで会いに行けないんだろう?
あたし、安心したいの。
あたし、弱くないけど、強くもないの。
あたし、知らないの。
あたしが思うことをきいて。
なんでこんなこと思うんだろう?
あたし、生きたいの?
あたしは、生きるためには、どこにいたらいいの?どこに向かえばいいの?
あたしは、何を望んでいるの?
」
あたしは、答えてくれない。
あたしは、黙ったままだ。
あたしの戯言は聞き飽きた。うるさい。
全部どうでもいい。喋れよ。
おまえの生命が。