どうしようもないままで美しい僕ら

かんがえたことと日々の記録

4月22日備忘録

ほしいものが手に入らなかったみたい。

穴に落ちてしまって、出られず。

あまりそういうことはなかったのに、珍しい。

 

中身が空洞な筒の内側に何かがへばりついたみたいに、

そして心の中にちいさな一塊の異物が棲みついて離れなくなったみたいに。

何かがかたくなに、とじて殻にこもって、動かなくなってしまった。

 

これではまずいと思った。

自分がそうなりたくないと思うほうに転がり始めている玉で、止めることができないのを知っていたからだ。

 

「寂しさ」という名前の怪獣が暴れ始めるけれど、本当に寂しいのかどうか、何を求めて暴れているのかどうか、私にはもはやよくわからない。

わかるのはただ胸に何かがあって苦しいということだけだった。

一体あれはなんだったのか。

 

次に会う予定のことと、まだ書けていない料理ノートのことを考えていたらなんとなく心がこちらへ戻ってきたが、そういう方法で大丈夫になることに決まっているのかわからないし、もしまたこういうことがあったときのために備忘を残しておく。

昨日、サークルの後輩たちと飲んでいて一時助かっていたのに、また今朝になったらそこにそれがあったことは不思議だった。そして今日の仕事が終わってからも。

 

とにかく戻ってきたからよかった。

生理前だったからなのか、ディズニーランドが楽しかったからなのか、ひとりでいすぎたからなのか、あれはなんの気持ちだったのか、ほんとによくわからない。