どうしようもないままで美しい僕ら

かんがえたことと日々の記録

6月のあたしへ・6月のあなたへ

元気ですか?別に元気じゃなくていいです。でも元気だったらいいです。

元気じゃなくていいっていうのは嘘かもしれない。元気でいてほしい、もちろん。でも元気じゃないことも悪くないです。

まだ朝起きたときは不安な気持ちがしますか。

それでもいいです。

いまの生活には慣れましたか。慣れるってなんなのか、あたしもよくわかっていませんが。

相変わらずですか?手紙には、「相変わらず」という言葉をつかうと、それらしくなりますね。これもよくわかりませんが。

6月は梅雨だから、雨ばかりで気が滅入りますか?

6月にあったこと、思い出しますか?そんな感じですか?

なんで手紙なんか書くんでしょうか。これだってどうせ、捨てるのに、わたしは捨てる手紙ばっかり書いてるんでしょうか。手紙を送るとか手紙が届くというのは成立するのが難しい奇跡なんですね。わかりませんけれど。

そうか、6月は紫陽花が咲く季節ですね。紫陽花の思い出がたくさんあって、動けなくなりそうですね。

戻ってこない時を思い浮かべて苦しくなるくらいなら、写真を撮ってください。

あなたがあたらしく暮らしている場所には、どこに紫陽花の花が咲くのでしょうか?知っていますか?

わたしはまだ知らないのです。だって今は5月なのですから。

花が咲けばおのずと知るでしょう。

 

やっぱり、元気でいてほしいと思います。

これは、あたしと、あなたと、あなたと、に、向けた手紙でした。これも、どうにも、わからないことなのですが。誰に向けて書いているのかなんて、考えたってしょうがないのでした。

今は、雨が降っているし、夜なのだから。

手紙書くのが好きなだけの、あたしでした。こんなことには意味がありませんから。ただ書きたいだけで、ごめんなさい。

失うことは、何かを得ることなので、こわいことではないはずです。

信じたいと思います。

わたし、本当は眠いのかな。いつも変な文章で、恥ずかしいです。

どんなときも、自分のからだとこころを大事にしてください。そして、あなたにとって大事なことを、いちばん大事にしていてください。あなたが愛するものを、そのまま愛していてください。わたしもそうします。

あとは、あなたがうつくしいと感じるものを3つほどわたしに教えてください。1つでもいいです。

では、お元気で。また、会いましょう。

送らない手紙だから、何を書いてもいいみたいでした。

 

追伸。という言葉を使ってみたかっただけで、とくに追伸することはないので、無視してください。そして、あたしのことを見てください。遠くからでも。