どうしようもないままで美しい僕ら

かんがえたことと日々の記録

わたしたちはきっとなりたくなかったものになりながら生きる

変わりたいとか成長したいと言ったって、安定を失い傷つき変わることはこわいし痛いし苦しいことなので、根本的には確実なわたしにとどまっていたい生き物たち。

忘れたくないと思ったのに、忘れたらわたしじゃなくなると思ったのに忘れる生き物たち。

何になりたかった?どんなあなたでいたかった?何を大切だと思った?わたしでいるためにこれだけは手放せないと、何に対して思った?

 

希望になり得ない傷や理不尽だって現実にたくさんある。

 

昨日はじめて会った女の子の言っていたことは、わたしはそう思ったことはないことがたくさんあったし、そう傷ついたこともなかったけれど、というかわからないので、反芻している。わからなくても、共鳴はしていたと思う。

 

なりたくなかったものになりながら、じつはある一面では、あるいは俯瞰してみれば、なりたかったものになっていることもあるだろう。