どうしようもないままで美しい僕ら

かんがえたことと日々の記録

5月1日(天気 雨)

〜について、というタイトル、いちばん最初の記事をなんとなくそうしたので、その流れでずっとそうしているけれど、今はすごく嫌になっている。うざったく思う。

統一感があるほうが好きだけれど、いつも何かについて書きたいわけでもない。

 

暇だと心の調子が良くないときが多い。余計なことを考えてしまう。

このことにちゃんと気づくまでにはだいぶ生きた。大学生になるまで、すごく暇という状況はなかったからそれはそうかもしれない。

あとは、お腹が空いているとき、睡眠が足りないとき、低気圧のときは調子が良くない。

今日は低気圧だった。最近は低気圧のときが多い。

 

帰省しているので、暇だ。暇を埋める行為となるものには、バイト、授業、人と会う、テレビや映画をみる、本を読む、などがある。

(暇を埋める目的でやっているものばかりではない。)

帰省しているのでバイトも人と会うのもないし、そもそもあまり入れていない授業も、ゴールデンウィークなのでお休みのことが多い。

こんなご時世だということもあるので、どこかに出かけるのもちょっと難しい。

なんとなくダラダラしていて、それはそれでいいけれど、もう少し何かやることがあったほうがいいな、と思う。

 

読みたい本があった。『マイパブリックとグランドレベル』という本だ。(タイトルだけだと何の本なのかわからないかもしれない。私も読んでいないからちゃんとは説明できない。)

この本は前から読もうと思っていて、大学の図書館で探していた。自分が行けるキャンパスの図書館には所蔵されていなかったが、遠いキャンパスの図書館にはあったので、自分の行けるキャンパスの図書館に取り寄せてもらっていた。

でもその本がそこに届いたのは帰省する日だったので取りに行く時間がなくて、帰省から帰ったら取りに行こうと思っていた。

 

でも今日、こちらの図書館にもあるのかをなんとなく調べてみたら、近くの図書館にあることがわかった。

ここでは車がなくてはどこへもいけないので、パパにお願いして連れて行ってもらう。

 

車に乗るところで、急に雨と風がひどくなった。

叩きつけるような、という表現がふさわしいと思うけれど、たぶんその言葉からイメージされるものよりは酷い。

バチバチバチという音がして、雨が車の窓にぶつかってくる。前もあまりよくみえない。

よくみると、雨のなかに固体の、小さい粒が混ざっている。なんと呼ぶのかわからない、あられ?

 

図書館にはすべての椅子がなかった。

コロナ対策で、長時間の滞在ができないようにするためだった。

パパは別に図書館に本を借りる用があるわけではなかったので、椅子がないとなると時間を潰すことができない。すぐ本借りてさっさと帰るよ、と急かされる。

わたしはもうすこしゆっくりしたいと思っていた。

 

あまりにも本がたくさんあると、変な気持ちになることがある。

本が迫ってきて、気持ち悪くなる。

たぶんあまり理解される感覚ではないと思う。

誰かに何かを伝えようとしているものがあまりにもたくさんあって、あまりにもたくさんあることがこわいような気持ちになるときがあるのだ。自分の頭に入りきらないくらいのとてつもない量の情報があって、気持ち悪い。

うまく説明できない。

 

低気圧のせいもあるんだろう。こんな感じで変な気持ちになった。こんな気持ちになるのは2回目だ。あたまが壊れてきた、と思った。

 

ほんとうはゆっくり選びたかったが、結局、『マイパブリックとグランドレベル』以外に、陶芸の電気窯の本、心理学の調査統計の本などを借りた。

 

ママはひどい雨で買い物に行くのを断念したから、わたしたちが買い物係に任命された。今日の夜ごはんをつくる係もわたしなので、メニューを考えながら買い物した。

粒入りマスタードは98円だった。

 

今日の夜お兄ちゃんもこちらに戻ってくるらしい。