どうしようもないままで美しい僕ら

かんがえたことと日々の記録

福井

福井に帰るたび、地元を好きだと思う気持ちに出会う。

好きという言葉ではないかもしれない。でも、愛という言葉もすこし違う気がして、わからない。

家族のことも好きだし、いつか福井に帰りたいと思う。前から思っている。

社会人として福井で暮らしたことはないし車をまともに運転できないから生活できるのかどうかわからないけど。

でもいつかは福井に帰ることになるのだという気がする。必然として。

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鳥と虫と花と草木と水と山と近い。

ときどき帰るだけだと、いいところしか見えないのだろう。現実に、いま働きたいと思うところはここにはあまりないと感じる。もう少し経験を積めば、福井で働ける道もひらけるのかもしれないと思う。

親戚の社長のおじさんには、福井帰ってきねや県庁で働きねやと言われた。

 

めちゃめちゃ田舎(地方のなかでもマチとムラがあるなかの、かなりムラのほう。農村社会。)育ちなのを、東京で過ごす日々のなかでは忘れてしまうくらいだ。

会わない人、行かない場所のことはどうしてもわたしの思いにおとずれない。

 

高校のときの先生は、都会の大学進学したら、周りに都会出身の人ばっかりで、いろいろな物事へのアクセスが圧倒的によい環境で育ってきてて羨ましいと思うかもしれないけれど、2つのカルチャーを経験しているということは、なかなかやろうと思ってもできないことだから、恵まれてるといえるかも、という感じのことを言っていた。

先生にも会いたい。

 

今は、しらさぎサンダーバード?(いつもどっちだか忘れる)で、新幹線に乗り換える米原に向かっているところでした。