どうしようもないままで美しい僕ら

かんがえたことと日々の記録

12月21日(水)天気:はれ | コロナ陽性者隔離対応夜勤

なぞのでかい四角い機械が部屋に2台設置されていて、コオオと音を立てている。管理職の人がそれのことをインアツ機?と言っていたように聞こえた。それをマックスで稼働させていれば、窓を開けて換気しなくても、窓を開けて換気しているのと同じことになるから、窓は閉め切っちゃって平気とその人は言った。なんせ窓を開けて換気するのは寒い。でもそのよくわからない機械を信用してよいものかわからないので、いちおう窓は開けておこうかと思った。しかし寒い。なんせ寒いので、窓を閉めるか迷う。

わたしはいまN95マスク、ヘアキャップ、フェイスシールド、ガウン、グローブ(手袋)をつけてこの文章を書いている。スマホはうすいビニール袋で覆って、文字を打っている。ちょっとやりづらい。スマホ→ビニール袋→グローブ→私の指、の順に、スマホと私の指は2つのさえぎる膜にへだてられている。汚染されないように。

寒い。

わたしは風邪をひいているのか、コロナウイルスに感染しているのかはわからない。だけれど朝起きたときから喉が痛かった。痰が出るような感じの痛みだ。職場で配布されている抗原検査キットで検査し陰性だったので出勤した。

出勤すると、わたしが配属されている棟の利用者1名(知的障害のある方)がコロナ陽性になったと管理職の人に知らされる。ついに来たか。他の2つの棟では、クラスターが発生していて、もう全員の利用者が陽性になっていた。

陽性になった人の隔離対応をとったところで、大体の場合、すでに他の利用者も感染していることが多く、結局は意味がなかったね、となるパターンが毎度だ。

 

あぁ、〇〇さん陽性かぁ。おっと。ということは、わたしもかなりまずい状況では?喉痛いの、ふつうにコロナでは?わたしは今日夜勤だが、もし勤務しないほうが良いとなると、代わりの夜勤者を探すことになり、調整がめっちゃ大変だ。早めに管理職に伝えておこう。

結論、わたしが隔離対応担当になって、陽性の利用者さんをマンツーマンでみることになった。たしかにそうだな、、。

 

大変なことと楽なこと。

大変なのは、防護服を着たままでできないことが多すぎて、飲み物を飲むとか食べ物を食べるとかトイレに行くとか。いちいち脱いで、寒い寒い外に出て。これがなかなか行けないのでつらい。

楽なこと。一対一!なんて楽!!!いつも夜勤では10人の利用者の排泄、着替え、洗濯、朝の歯磨きや薬の準備、記録などなど、全部やらないといけないので、あぁ、こっちのほうが全然楽。と思う。絶対夜寝れるじゃん!!

あー、代わりに、大変なことがもう一個あって、昼の12時まで残業で勤務。15:30〜12:00。勤務時間だけみると鬼だな。夜勤というか昼。でも一対一だから、普段に比べたら10分の1で、めちゃめちゃ楽です。

隔離対応のほうに人をとられて、なおかつ、コロナが出たからということで休む職員さんもいるので、通常の業務をまわすほうもこれは大変大変です。隔離者対応のほうがたぶん楽かも?わかんないけど。でも棟の利用者さんも、空気を察しているのか、ふだんより自分の部屋でめちゃおとなしくしていて、すごい。

 

追記:わたしのねつが38.3!でもきっとこのまま夜勤?

 

追記2:陽性でしたがこのまま朝まで。