めったにお化粧をしない。
2週間にいちどか、もっと少ないくらいだ。
お化粧をするたびに、自分があまりにも可愛くて驚いてしまう。
女のひとは、化粧をした自分の顔こそが自分の本来の顔だと思うようになるひともいると、社会心理学の授業で聞いたことがある。
わたしは化粧をしていない顔が自分の顔だと思っている状態なので、お化粧をするとびっくりする。
このまちの冬はあたたかすぎる。
まちの温度。
雪も全然降らないのだし、毎日晴れてばっかりで、これは冬というよりか、春か秋なのではないだろうか。
けれども、このまちをどこか愛おしく思っていることも事実なのだった。
今日は久しぶりに陶芸をする。
追記:
「私がいなくなったこの街は退屈だ」の続編として書いたので、そのタイトルと同じにしてⅡをつけたつもりだったのだが、「退屈すぎる」だと思い込んでいて違うタイトルになっていた。これはこれで良いので、あえて直さずで!