わけもないのに涙が出てきて止まらなかった。仕事の負荷がとても高い日だった。家に帰ってきたら、わけもないのに涙が出てきて、しばらく落ち着かなかった。頭と胃が痛くて、食欲もない。起き上がる元気もない。
仕事の負荷が高かったということを、どうやって説明したら伝わるのかわからない。とにかくきつかった。
だめだと言われていることがあって、それを受け入れて最大限よくしようとして、自分を変えようとして、とてもストレスがかかっている。
そのことを考えると、また涙が出てきそうになる。
自分がどんな人間なのかなんてこと、みんなはどのくらい知って生きているのだろうか。わたしは全然知らなかった。言われても意味がわかっていなかった。他者が見ている自分という存在。わたしは他者ではなくわたしなので、他者の視点からわたしを見ることはできない。
わたしは、どうしようもなく、自分勝手で、自分のことばかりで、自分を特別だと思っていて、自分のことをすごいと思っていて、面倒なことを他人任せにして、責任を引き受けずに生きて、いつまでも幼児でいるみたいだ。
そんなことは知らずに生きてきた。
みんなは何を見て生きてるんだろう。
わたしは、他者のことなんて、自分の都合の良いようにしか、考えたいようにしか、考えたことはなかった。
とにかく、負荷に耐えきれず調子を崩してしまったので、休むことにさせてもらった。
休むために今日読んだ文章は、
大山木の夜 | me and you little magazine & club
記憶のコルク栓 | me and you little magazine & club
とてもよかった。
わたしたちは、どこまでも孤独だと思う。孤独だから、書くのだと思う。
午後は、ぼちぼち動き出さないといけないだろう。
まだベッドの中にいる。